ロハスクラブ
美しく、サスティナブル、荘厳。3つのコンセプトで紡ぐ、「ルイ・ヴィトンの森」。
ケルト語で森を意味するジュラ山脈山麓に生まれ、グリーンを意識したエシカルなブランド、ルイ・ヴィトン。その日本での取り組みをリポートしていただきました。
上/「ルイ・ヴィトンの森」入り口の看板。下右/調印式の様子。右から、長野県副知事の板倉敏和氏、小諸市長の芹沢勤氏、坂本龍一氏、パトリック-ルイ・ヴィトン氏、ルイ・ヴィトン ジャパンプレジデント&CEOのエマニュエル・プラット氏。下左/森を散策するヴィトン家5代目当主のパトリック-ルイ・ヴィトン氏と坂本龍一氏。
Copy Rights LOUIS VUITTON/Keiichi Nitta


 国土の約7割が森に覆われた森林大国でありながら、多くが荒れた状態にある日本の森。そんな森を再生させ、癒しの場として提供しようと、ルイ・ヴィトンが立ち上がった。

 クラフツマンシップあふれる確かなものづくりを150年以上つづけるルイ・ヴィトン。森との関わりも深く、創業者のルイ・ヴィトン氏は、ケルト語で森を意味するジュラ山脈山麓に生まれ、森に親しみながら育った。トランクの素材にポプラの木が使われるなど、ルイ・ヴィトンは、自然の恩恵を生かした製品づくりと、環境問題や社会貢献に取り組むエシカルな企業として名を馳せている。

 そんな、森を愛するルイ・ヴィトンのエスプリを受け継ぐなかで、2009年9月、音楽家の坂本龍一氏が率いる森林の再生を目的としたmore treesにルイ・ヴィトンが賛同し、コラボレーションによって長野県小諸市に「ルイ・ヴィトンの森」が誕生した。

「ルイ・ヴィトンの森」のコンセプトは3つ。自然の恵みや美しさを五感で感じ取れる、明るくて爽やかな“美しい森”、先人によって植えられた木を次世代につなぐ“サスティナブルな森”、その土地本来の樹木が生い茂る“荘厳な森”。浅間山麓に広がる104ヘクタールの森を、間伐や下草刈りなどの手入れを行い、健全な森に再生させるよう、地元小諸市の協力を得て順調に進められている。

右上・右下/ルイ・ヴィトン社のCSRや社会貢献活動への取り組みを発表する、ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニーの齋藤さん。会場は、東京ミッドタウン内の「d-labo」。左上・左下/新たにスタートした「チャレンジ25キャンペーン」の内容や意義をモニターを使って説明する、環境省の小森さん。


「森の美しさ、素晴らしさを伝えるエピセンターとしての役割をルイ・ヴィトンが担い、more treesさんと共に、森林セラピーやエコツアー、森の四季を伝える定点観測、間伐材の二次利用、子どもたちとの環境活動も計画しています」と、ルイ・ヴィトン ジャパン カンパニー PR コミュニケーション ディレクターの齋藤牧里さんは「ルイ・ヴィトンの森」の今後の展開を楽しそうに語った。

 また、環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室長の小森繁さんは、10年1月より、「未来が変わる。日本が変える。」をスローガンに新たに展開する国民運動「チャレンジ25キャンペーン」の説明を行った。

「25とは、温室効果ガス排出量を20年までに90年比で25%削減するという日本の大きな目標。これまでの地球温暖化防止のための国民運動であるチーム・マイナス6%から、よりCO2削減に向けた運動へと生まれ変わり、展開します」と、「チャレンジ25キャンペーン」の6つのチャレンジによる25%削減のための具体的な方策を、評議員たちに呼びかけた。



今月のDATA
家庭からのCO2排出量は76%削減できる!

家庭からのCO2排出量は76%削減できる!
日本のCO2排出量が顕著に増えているのが、家庭部門からの排出。いっそうの削減努力が必要とされているが、さまざまな対策を講じれば、76%以上も削減できるという推計も出されている。その対策例は、「チャレンジ25キャンペーン」が推進する6つのチャレンジにも詳しい。クールビズやMyバッグの利用、省エネ家電やエコカーへの買い替え、太陽光など自然エネルギーの選択、エコリフォームやエコビル化、地産地消やカーボン・オフセット商品の選択、カーシェアリングやレンタサイクルといった地域の取り組みに参加するなど、積極的なエコ・アクションによって、25%削減もクリア可能な数字になる。国民一丸となってチャレンジしよう!

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