ロハスクラブ
モノづくりから商品、社員のエコリレーまで多彩な、エコアイディア戦略。
今回の「ローカーボンスタイル研究セミナー」は、パナソニックがリポート。2007年10月にスタートした「エコアイディア宣言」の活動を紹介していただきました。
パナソニックの世界の社員が参加したエコリレー活動。右/タイでのマングローブの植樹活動。左上/マレーシアでのサンゴ育成プロジェクト。左中/ブラジルでは子どもたちの工場見学と植樹を実施。左下/米メドウランドでのバードハウス建設プロジェクト。
パナソニックの世界の社員が参加したエコリレー活動。右/タイでのマングローブの植樹活動。左上/マレーシアでのサンゴ育成プロジェクト。左中/ブラジルでは子どもたちの工場見学と植樹を実施。左下/米メドウランドでのバードハウス建設プロジェクト。

 緑の葉っぱのロゴマークで知られる、パナソニックのエコアイディア宣言。“モノづくり”“商品”“ひろげる”という3つのテーマで環境への取り組みを展開しているが、なかでも評議会メンバーの興味をひいたのが、“ひろげる”のエコアイディア。

「地域とともにエコアクションを広げていく活動です。滋賀県・草津工場では、従業員が近隣の学校や地域のコミュニティと一緒に琵琶湖の清掃を行ったり、社員食堂や家庭から出る使用済みの天ぷら油からバイオ燃料をつくり、製品輸送のトラックや草津市内の路線 バスの燃料として活用したり。また、社員食堂から出た生ゴミを堆肥化して農家へ提供し、有機栽培されたお米をまた社員食堂で使ったりもしています」と、パナソニックESリサーチセンターの飯田慎一さんが紹介した。

 さらに、世界のパナソニックならではのグローバルな環境活動も発表された。それは、全世界の事業場を対象にして開催されたエコアイディア・コンテスト。約2万件の応募から最優秀賞に選ばれたドイツ駐在の社員が提案したアイディアを全世界で実践したのだ。

「“パナソニック・エコリレー”といって、環境保全活動をリレー式に行うもの。日本をスタートし、アジア、ヨーロッパ、北米、アフリカなど、39の国・地域の342の事業場で、教育や植林など512テーマの環境保全活動を実施しました」

 パナソニックのエコアイディアは地域を、そして全世界を拠点にして今後も広がりそうだ。

右上/パリ17区議会議員で「隣人祭り」の発起人、アタナーズ・ペリファンさん。右下/ペリファンさんを囲んだ親睦会も開催。左上/ペリファンさんのレクチャーに耳を傾ける評議会メンバー。左下/パナソニックのエコアイディアを紹介する飯田さん。
右上/パリ17区議会議員で「隣人祭り」の発起人、アタナーズ・ペリファンさん。右下/ペリファンさんを囲んだ親睦会も開催。左上/ペリファンさんのレクチャーに耳を傾ける評議会メンバー。左下/パナソニックのエコアイディアを紹介する飯田さん。
 さて、1999年にパリで始まった隣人祭りも、今や世界中に広がりを見せている。評 議会の講師として来日した発起人のアタナーズ・ペリファンさんは、「対人関係に悩む人 が多い現代社会。インターネットが普及して地球の裏側の人とも簡単にコミュニケーショ ンがとれるようになったのに、逆に、マンションの隣に住む人の顔は知らない。変ですよ ね。でも、ちょっとしたきっかけさえあれば、お隣さんと友達になることもできるのです。それが、隣人祭り。食べ物や飲み物を持ち寄って話すだけの誰でも参加できるイベント。スポンサーも募っていますよ」と、隣人祭りについてユーモアを交えながら熱い口調で講演した。


今月のDATA
商品のエコアイディアが大切なワケ。

商品のエコアイディアが大切なワケ。
76%の電力削減に成功した「ななめドラム洗濯乾燥機」(VR5500L)。
76%の電力削減に成功した「ななめドラム洗濯乾燥機」(VR5500L)。
生産や輸送など、モノづくりの全プロセスにおいてCO2削減に取り組むパナソニック。しかし、家庭で消費者が商品を使った際に排出されるCO2は年間2000万t。そこで、パナソニックは製品の省エネ性能を徹底的に追求している。独自のヒートポンプ方式を採用し、消費電力を4年前の同等機種と比較して76%も削減した「ななめドラム洗濯乾燥機」、シリカ電球と比較して電気代を約80%削減する「パルックボールプレミア」など、省エネ製品を開発しつづける。
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