ロハスクラブ
ボルネオの保全を支援するために企画した、未来のエコ洗浄剤。
8回目の「ローカーボンスタイル研究セミナー」は、ボルネオの保全活動を続けるヤシノミ洗剤のサラヤがついに登場。新しいエコな洗濯洗浄剤も発表しました!
上/森を分断するアブラヤシプランテーション。下左/人間と衝突を起こしているボルネオゾウ。下右/ボルネオのキナバタンガン川下流のマングローブ林。
上/森を分断するアブラヤシプランテーション。下左/人間と衝突を起こしているボルネオゾウ。下右/ボルネオのキナバタンガン川下流のマングローブ林。" title="上/森を分断するアブラヤシプランテーション。下左/人間と衝突を起こしているボルネオゾウ。下右/ボルネオのキナバタンガン川下流のマングローブ林。
左/罠にかかり傷ついたボルネオゾウの足。右/赤く房状に実ったアブラヤシ。 左/罠にかかり傷ついたボルネオゾウの足。右/赤く房状に実ったアブラヤシ。

 地球温暖化と生物多様性に大きな影響を与える熱帯雨林の減少。東南アジア最大の熱帯雨林であるマレーシアのボルネオ島の森林も日ごとに減少しているが、その原因のひとつは、パーム油として消費されるアブラヤシのプランテーションだ。

 パーム油を原料に洗浄剤を製造しているサラヤは2005年から、ボルネオの熱帯雨林とそこに棲む野生動物の保護に積極的に取り組んでいる。

 取り組みの中心は、サラヤも設立に関与したNPO「ボルネオ保全トラスト」の支援活動。その森林トラスト活動から見えてきた現地の状況を、営業統括本部の代だいしま島裕ひろつぐ世さんが訴えかけた。

「森林の伐採によって、ボルネオゾウやオランウータンなどの野生動物の棲息地が分断され、動物たちの食べ物が少なくなっています。そのため、ボルネオゾウは農園にやってきて、アブラヤシの実や新芽を食べるのです。農園主にとってゾウは害獣ですから、罠を 仕掛け、散弾銃で撃ち、灯油をかけて火を放つなどしてゾウを追い払います。撃たれた傷口が膿んで歩けなくなったようなゾウを救出する活動を続けながら、"緑の回廊計画"を進めています」


上/「子象の足にロープの罠が食い込み、膿んで歩けなくなる」と、ボルネオゾウの救出活動について話す代島さん。中右/サラヤの新商品「neo」の環境へのやさしさを説明する、バイオケミカル研究所の平田善彦さん。中左/会場は、スルガ銀行のd-labo。右下/「ロハスデザイン大賞2009」のデザインコンセプトについて語る、ヴァーズの大西さん。
"緑の回廊計画"とは、農園の土地を買い戻し、野生動物の生態系をもとに戻す活動。ボルネオ島の東部・サバ州を流れるキナバタンガン川とセガマ川の流域に、ボルネオゾウやオランウータンの棲息域が孤立した状態で点在しているので、分断された森林をつなぎ、野生動物が行き来できるように整備しようというものだ。

「アジアで最初の成功モデルをつくり、世界の河川流域の森林保全活動に応用したい」と、代島さんは強い言葉で発表を終えた。

 その後、サラヤも出展する「ロハスデザイン大賞2009」の展示概要やデザインコンセプトを、ヴァーズの大西香次郎さんが熱く語った。

「会場には、傾斜のついた長い木製のロハススケールを設けます。そこに、エコアクションを示す6色のビー玉を転がすことによって、低炭素社会を実現しようという意思を来場者間で共有します。ヒト・モノ・コトは、環境を考えたデザインのコンセプトは非線形的なもの、ということから、スパイラル状に展示する予定です」

 新宿御苑の芝生を傷めないようメイン会場を移すなど、さらにエコになった「ロハスデザイン大賞2009」の開催は、5月21日(木)から24日(日)までの4日間。ぜひ、ご来場ください!

今月のDATA
日本人が1年間で口にするパーム油の量は?

日本人が1年間で口にするパーム油の量は?"
ボルネオ島で生産されている“パーム油”って?
アブラヤシの年間生産量は、約3800万t。大豆油や菜種油、ひまわり油といった植物油原料のなかでもっとも多い。そして、その9割近くがマレーシアとインドネシアで生産されている。日本への供給量は、約53万t。アブラヤシから精製されるパーム油の約9割が食用となっていると想定すると、年間1人当たり3.7kg食べていることになり、これは植物油摂取量の約4分の1にもなる。あまり馴染みのなさそうなパーム油だが、加工食品や外食産業で多く使われ、私たちは気づかないうちに日常的に口にしているのだ。応え(3)

ヤシノミ洗たくパウダーneo
天然洗浄成分のソホロリピッドを使った、サラヤの新洗浄剤「ヤシノミ洗たくパウダーneo」。肌にやさしく、排水後も微生物によって分解される。計量スプーンや容器にはバイオマスプラスチックを使用。売り上げの1%が「ボルネオ保全トラスト」に寄付される。

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