ロハスクラブ
低炭素社会へ向けた“ローカーボンスタイル”のさらなる広がりを目指して。
今回のロハスクラブ評議会のテーマは、「ローカーボンスタイル」。「第4回ロハスデザイン大賞2009新宿御苑展」の舞台裏を紹介し、低炭素社会を来場者にアピールする方法が語られました。
上/「第4回ロハスデザイン大賞2009新宿御苑展」では、2050年へのCO.削減目標へ向け、来場者が「地球温暖化防止へのアクション」の思いを込めてビー玉を転がした。
上/「第4回ロハスデザイン大賞2009新宿御苑展」では、2050年へのCO.削減目標へ向け、来場者が「地球温暖化防止へのアクション」の思いを込めてビー玉を転がした

 2050年までにCO2排出量を世界全体で半減するために、低炭素社会へ向けた産業やライフスタイルの転換が図られている。そんななか、「ローカーボンスタイル/低炭素社会へのチャレンジ」をテーマに、「第4回ロハスデザイン大賞2009新宿御苑展」が5月21日.24日、新宿御苑にて開催された。開催10日前のロハスクラブ評議会では、展示する7つのロハスコンテンツについて、事務局の東信太郎と、ソトコト副編集長の指出一正によるプレ ゼンが行われた。


上右/会場はミッドタウンの「d-labo」。上左/ロハスクラブ事務局の東が、低炭素パークについて解説した。中/ロハススケールを臨むステージ・コンセプトも発表。下/運営はソトコト副編集長の指出が担当。
「1つ目は、ロハススパイラル。ヒト・モノ・コト部門の最終エントリーをスパイラル状に展示し、来場者が投票。投票者には1キログラムのCO2排出権付きカーボンオフセット缶バッジと、エコ・アクション・ポイントをプレゼントします。2つ目は、ロハススケール。150メートルの国産材木製レールの上を、来場者がビー玉を転がします。ビー玉は6種類あり、チーム・マイナス6%(環境省)が呼びかける温暖化防止への6つのアクションを意味します。2050年に向けてビー玉が転がり落ちるように、参加者のアクションによってCO2が減るというイメージを表現しました。3つ目は、環境ゾーン。企業や団体による出展ブースです。4つ目は、健康ゾーン。『ソトコト・フード・アクション』と題した食のイベントと、新宿御苑内を走るエコ・ランニング、不用になったシューズをアフリカの子どもたちにプレゼントするスマイル アフリカ プロジェクトのジョイントプログラムを開催。5つ目は、今年も開催する隣人祭り。6つ目は、ローカーボンスタイルをテーマにしたトークイベントが催されるロハスステージ。7つ目は、その他として、自然観察会やフェアトレードマーケットなどを開催します」

 4日間の開催期間中には、低炭素社会の実現に向けた展示をめぐる「ローカーボンラリー」を実施。また、イベント自体が環境に負荷を与えないよう「グリーンオペレーション」にも心がけた。イベントに使用する電気は天ぷら油の廃油由来のVDFを利用し、太陽光発電パネルや風力発電設備を設置するなど、クリーンなエネルギーを提供。フードコートではリユース食器も活用した。

そうして、ローカーボンスタイルの暮らしを普及させるひとつのツールとして開催された「第4回ロハスデザイン大賞2009新宿御苑展」は、24日に閉幕。多数の来場者は、心地よくおしゃれなローカーボンスタイルを実感しながら、低炭素社会へ向けたエコアクションを行うことを誓っていた。



今月のDATA
各国の公共交通機関利用率

各国の公共交通機関利用率"
低炭素社会の実現に際して、「移動」というのは重要なファクター。ハイブリッド車や高度道路交通システムによる効率化などテクノロジーによるCO.削減はもちろん、大切なのは市民の行動だ。国土交通省の資料によると、先進国の旅客輸送量の内訳で、各国に比べて日本は高い公共国通機関利用率を誇る。都市でローカーボンスタイルがひろがる素地を持っているのだ(黄色い数字は各国の顕著なもの)。


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